甘酒で免疫力アップ!春を快適に過ごしましょう
2021.04.28
- コラム
春の訪れと共に暖かく穏やかな日が増えていく中、
「昼間も眠い」
「疲れやすい」
このような不調にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
寒暖差や生活環境の変化によって、春は心と身体に不調を抱えやすい季節です。日々の体調の変化も気になる昨今、常に免疫力を良い状態で維持しておきたいですよね。
そんな時、手軽に体調管理と免疫力向上を助けてくれるのが「甘酒」です。
甘酒に含まれる麹菌は善玉菌を活性化させ、腸内環境を整えて、免疫力を高める効果があります。体の調子が整う免疫力アップのコツと共に、不調になりがちな春も快適に過ごしていきましょう。
今回は免疫力アップのコツと甘酒の免疫力向上効果について解説していきたいと思います。
免疫力とは?免疫力アップのコツ
ところで「免疫力」とはなにかご存知でしょうか?
「免疫力」とは、私たちの体を病気やウイルス・細菌などによる感染症から守り、健康を維持するための自己防衛システムのことです。
「なぜ春になると免疫力が低下しやすくなってしまうの?」
「どうしたら免疫力が低下しないようにできるの?」
と疑問に感じる方もいるでしょう。
そこで
・春に体調を崩しやすい理由
・免疫力を高める3つのポイント
について解説いたします。
春に体調を崩しやすい理由
一年の中で最も免疫力が低下するのは実は「冬ではなく夏」ということをご存知でしょうか?
冬に風邪が流行りやすいことから冬の方が免疫力が低下しやすいと思われがちなのですが、実は逆で免疫力は寒い冬に向け体にエネルギーを蓄える秋が最も高く、春ごろから段々と落ちていくと言われています。
こういったことから寒暖差が激しく自律神経の乱れや新生活のストレスなどに晒されやすい春も、他の季節と比べ免疫力が下がり体調を崩しやすくなる季節と考えられています。
免疫力を高める3つのポイント
病気や不調の予防には常に免疫力を高めておくことが大切ですが、実は免疫力は高ければ高いほど良い、というものでもありません。
例えば、花粉症は免疫が過剰に反応して起こる代表的なアレルギーで、本来は異物ではないものを異物と判断してしまい、排除しようとして目の痒みやくしゃみなどの不快な症状があらわれてしまいます。
逆に低下していると、風邪をひきやすくなったり、治らずに悪化してしまったりと細菌やウイルスなどの敵と戦う力が弱まってしまいます。このことから、免疫力をバランスよく働かせることがとても大切と言えます。
免疫力をバランスよく高めるポイントとして、
・腸内環境
・睡眠
・自律神経
の3つが挙げられます。
腸内環境
免疫力を高めるものの中でも特に注目したいのが腸内環境の改善です。
腸は食べ物を消化吸収して老廃物を排出してくれる臓器ですが、実は人間の免疫細胞の6割は腸にあると言われています。
腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えると、免疫細胞が活性化され免疫力が高まることも分かっていて「腸を整える=免疫力アップ」といっても過言ではありません。
睡眠
良質な睡眠を摂ることは免疫力と深い関わりがあり、自律神経のバランスを整えるためにもとても重要です。
人間は寝ている間に傷ついた細胞を修復したり、疲労回復するなどして体調を整えていますが、実は細菌やウイルスに対する抵抗力(免疫力)も睡眠中に維持・強化されると言われています。
良質な睡眠をとるためには、生活リズムを整え、就寝前はスマートフォンの使用を控えたり、部屋の明かりを暗くするなどして、体がリラックスした状態にすることが大切です。
自律神経
アレルギー症状の出やすい状態や、免疫力が下がってしまう要因の一つとして自律神経の不調があります。
自律神経は、体を覚醒させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経からなりますが、どちらか一方が優位になり、バランスが崩れると免疫力が低下することが分かっています。
自律神経は、規則的な生活習慣、軽い運動、バランスの良い食事などにより、少しづつ整えていくことができますので、できるところから毎日の生活を整えていくことが大切です。
免疫力の低下は自覚しにくく、疲れやすかったり、風邪をひきやすかったりする場合は体からの免疫力低下のサインです。
ご自身のライフスタイルに合わせて、少しずつできるところから体を整えて、免疫力が低下しがちな季節も快適に過ごしていきましょう。
甘酒で免疫力アップ!甘酒の持つ免疫力向上効果
免疫力アップのコツがわかりましたが、すぐに生活に取り入れやすいのが「腸内環境の改善」です。
腸内環境を整えたり、免疫力アップを期待できる食品はたくさんありますが、なかでもおすすめしたいのが「甘酒」です。
「様々な食品がある中でなぜ甘酒なの?」と疑問に感じた方もいるでしょう。
甘酒には大きく分けて「米麹の甘酒」「酒粕の甘酒」の2種類がありますが、腸活におすすめの米麹甘酒の効能とともに、その理由を解説していきたいと思います。
「飲む点滴」甘酒は栄養たっぷり!
甘酒はビタミンB群、ブドウ糖、必須アミノ酸、食物繊維など、美容と健康に欠かせない栄養素が豊富で、その成分がほとんど同じことから「飲む点滴」とも言われています。
また、甘酒に含まれている麹菌には栄養の消化吸収を助ける働きがあります。
このことから、疲れた時に甘酒を飲むと効率よく栄養を吸収しエネルギーに変換することができるので、体力回復が促されると考えられています。
甘酒で腸活!
腸内環境を整えるためにはお腹の中の善玉菌を増やしていくことが大切です。
善玉菌としてよく知られているのがヨーグルトに含まれるビフィズス菌や乳酸菌ですが、実は甘酒に含まれる麹菌も善玉菌の一種です。
甘酒を飲むことにより、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境をバランスよく整えて免疫力を強めることができます。
さらに、腸内の善玉菌を活性化するには善玉菌の働きを促すエサも重要ですが、甘酒には善玉菌である麹菌だけでなく善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖も含まれているため、甘酒だけで腸内環境の改善に最適な食品と言えます。
腸活に最適!一日一善 黒甘酒
甘酒で腸活をするなら乳酸菌が配合されている「一日一善 黒甘酒」をおすすめします。
甘酒の良さはそのままに現代人に不足しがちな栄養成分を配合した新しい乳酸発酵飲料です。1瓶に17種類3000億個の乳酸菌が配合されていて、たった1杯飲むだけで手軽にしっかりお腹の調子を整えてくれます。
甘酒は他にも疲労回復、血行促進、美肌効果、便秘改善など、様々な嬉しい効果が期待できるので、腸活だけでなく体調管理も一緒にサポートしてくれます。
また、日々忙しく過ごしている方もコップ1杯で手軽に1日に必要な栄養成分をとることができるので、簡単で続けやすいことも甘酒の大きな魅力です。
まとめ
一年の中でも心と身体に不調を抱えがちな春ですが、免疫力アップのコツと共に、甘酒で腸内環境を改善していくことで不調になりがちな春も快適に過ごすことができます。
免疫力の低下は自覚しにくく、疲れやすかったり、風邪をひきやすい時は、体からの大切なサインです。
ライフスタイルに合わせて少しづつできるところから体を整えて、免疫力が低下しがちな季節も快適に過ごしていきましょう。
編集スタッフ:矢田ゆか