なた豆で健康に!たくさんの健康効果が期待できる“なた豆”のすごさとは。

2022.02.23

  • 【国内産三十三雑穀米】
  • コラム

なた豆

今回ご紹介するのは「なた豆」です。

インゲン豆と似たような豆で、中でもなた豆の持つ健康効果が魅力的。

また、パスタやチャーハンになた豆を追加するだけでいいので、日常的に取り入れられます。

この記事では、なた豆の健康効果を5つに分けてご紹介します。

なた豆を日常的に取り入れて、健康的な体を目指していきましょう。

なた豆とは?

なた豆とは?
なた豆はマメ科の一年草で、「鉈(なた)」の形に似ていることから「なた豆」と呼ばれるようになりました。

童話「ジャックと豆の木」のモデルとなった豆とも言われています。

なた豆は、江戸時代に中国から伝わったものです。

なた豆に含まれる健康効果の多さから、中国では「漢方薬」として親しまれてきました。

日本では、長年縁起の良い食べ物として考えられており、商売繁盛のお守りだったこともあります。

なた豆は主に鹿児島県で栽培されており、7月から9月が旬の時期です。

なた豆のもつ5つの健康効果がすごい!

なた豆の魅力は、健康効果の多さにあります。

なた豆を日常的に取り入れるだけで、健康的な体を目指せるはず。
ここでは、なた豆の健康効果を5つに分けてご紹介します。

1.むくみ解消

むくみ解消
なた豆は、むくみ解消に役立ちます。

そもそもむくみとは、体内に水分が溜まることで起こる症状のことで、筋肉量の少ない女性に起こりやすいもの。
むくみがひどいと冷え症が進行したり、ダイエット効果が出にくくなったりするデメリットがあります。
なた豆に含まれる亜鉛、鉄、そしてマグネシウムが、体内に溜まった余分な水分の代謝を促してくれます。

2.アレルギー症状の改善

アレルギー症状の改善
花粉症などのアレルギー症状にお悩みの方は多いのではないでしょうか。

なた豆に含まれるコンカナバリンAという成分には、免疫力を高めてくれる働きがあります。
免疫力を高めることで、花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状を改善してくれる効果が発揮されます。

アトピー性皮膚炎には、なた豆茶の使い終わったティーバッグを患部につけるのがおすすめです。

3.歯周病の改善

歯周病とは、歯ぐきから出血したり、歯ぐきから膿が出たりする病気です。
歯周病を放っておくと、最終的には歯を支える骨が溶け、歯が抜け落ちることもあり得ます。

なた豆に含まれるカナバニンという成分には炎症を抑える効果が期待でき、歯ぐきからの出血や歯ぐきの腫れが改善されることも。

また、歯周病が進行すると、糖尿病リスクも上がります。
なぜなら、歯周病が進行するにつれてインスリンの働きが劣るからです。
つまり、歯周病を改善することは、糖尿病の予防にもつながるということ。

コンカナバリンAという成分は、口腔内の免疫を高めてくれる効果があるため、口腔内を健康的に保つためにはなた豆を摂取するのが良いでしょう。

歯周病をなくし口腔内を健康的に保つことで、口臭を予防する効果もありますよ。

4.血行促進

血行促進
なた豆に含まれるカナバニンという成分は、血行促進にも役立ちます。

血行が悪くなると、体内の老廃物が蓄積されるデメリットがあります。
また、肩こりやむくみ、自律神経の乱れの原因になることも。

血行が促進されることで、冷え性や肩こり改善につながりますよ。

5.腸内環境の改善

腸内環境の改善
なた豆には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を正常に保つ働きがあります。

腸内環境が良くなると、便秘や下痢になりにくくなったり、免疫力が上がったりする効果を期待できるのです。

また、便秘になりにくくなると、基礎代謝も上がります。
基礎代謝が上がることで痩せやすい体になるため、なた豆はダイエットにも効果を発揮するのです。

なた豆の取り入れ方

なた豆は味のくせも少なく、取り入れやすい豆だと言われています。

例えるなら、インゲン豆と同じような方法で取り入れるのがおすすめです。
茹でて胡麻和えにしたり、チャーハンやパスタなどの具材として使えます。

また、なた豆は冷蔵保存、冷凍保存が可能です。

冷蔵保存する場合には、密封袋に保存し、野菜室に入れるようにしてください。

冷凍保存する場合には、沸騰したお湯で色が変わるまで茹でます。

茹で終わったらザルにあげ、使うサイズに切ります。
冷蔵保存の場合と同じく密封袋に保存し、冷凍庫へ入れてください。

冷蔵の場合は3日ほど、冷蔵の場合は1ヶ月程度で使い切るようにしましょう。

なた豆を積極的に取り入れて、健康的な体を目指そう!

なた豆を積極的に取り入れて、健康的な体を目指そう!
なた豆は、豊富な栄養成分が魅力的です。

もし、むくみや便秘、花粉症などのアレルギーに悩んでいるなら、ぜひなた豆を日常的に取り入れてみてください。
このような症状に悩んでいなくても、なた豆を取り入れることで健康的な体を保つことができますよ。

なた豆は、日頃作っているメニューに追加するだけでいいので、気軽に摂取できおすすめです。

 

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