【納得】健康的な人が選んでいる!甘酒の驚くべき効能
2021.01.18
- コラム
【この記事の監修】
健康志向の方を中心に「飲む点滴」とも言われ、選ばれている甘酒。
健康や美容に良い食事をしたい、と思っていてもなかなかバランスの良い食事を毎日摂るのは難しいですよね。
そんな時はコップ1杯の甘酒を取り入れてみませんか?
たった1杯で手軽にバランスよく豊富な栄養を取り入れて毎日の健康を促すことができます。
甘酒が多くの方に選ばれている理由はここにあります。
その効能は驚くほど多く、忙しい現代人が毎日の食事バランスを整えるのにぴったりの食品なのです。今回は魅力たっぷりの甘酒の種類と効能について解説していきたいと思います。
味わいの違いだけじゃない!甘酒の種類
実は甘酒には、米麹から作られた「米麹の甘酒」、酒粕から作られた「酒粕の甘酒」の大きく分けて2種類があることをご存知でしょうか。
どちらも栄養が豊富に含まれていますが、一口に甘酒といっても原材料で風味や栄養成分、アルコールの有無などに違いがあります。
詳しく見ていきましょう。
米麹の甘酒
最近注目されている甘酒が「米麹甘酒」で、お米に米麹を加えて作られています。
米麹の甘酒はクセがなくやさしい甘さでとても飲みやすいのが特徴です。
甘酒には「酒」という字があり、ほんのりお酒の味や香りがするものもあるため、妊娠中の方や子供が飲んでも大丈夫だろうか?と考える方も少なくないと思いますが、米麹の甘酒はアルコールは不使用のため、お子様や妊娠中の方、アルコールが苦手な方なども幅広く安心して飲むことができます。
ビタミンB群、ブドウ糖、必須アミノ酸、食物繊維など、美容と健康に欠かせない栄養素が豊富で、成分がほとんど同じことから「飲む点滴」と言われているのが米麹の甘酒です。
米麹の甘酒にはオリゴ糖などの糖質が含まれている為、疲労回復や便秘解消などの効果が期待され、健康管理が気になる方におすすめです。
酒粕の甘酒
酒粕の甘酒は酒粕をお湯で溶いて砂糖で甘みを加えて作られています。
少しお酒の香りが残っていて、独特の風味が特徴です。甘酒の匂いが苦手という方の多くはここに理由があるかもしれません。
「ノンアルコール」と記載されていても、微量のアルコールが含まれている可能性がありますので、注意する必要があります。念のため、お子様や妊娠中の方は米麹の甘酒を飲むようにしましょう。
酒粕は米麹に酵母菌を加えて発酵させたものなので、麹菌と酵母菌のダブルの発酵力を持っていることが大きな特徴です。
そのため米麹の甘酒よりも栄養成分が豊富とも言われていて、必須アミノ酸、葉酸、ナイアシン、コウジ酸などは米麹のものと比べて多く含まれており、アンチエイジングも期待できます。お肌の疲れや美容が気になる方に酒粕の甘酒がおすすめです。
どちらの甘酒も元を辿っていくとお米でできているため、栄養成分で重なるものも多くなりますが、どちらも栄養価が高く、美容や健康効果の高い食品です。
原材料の違いを知ると、味の好みや用途に合わせて選ぶことができますし、家族全員で安心して楽しむこともできますね。
2種類の甘酒を使い分けることで効果的に体調管理に生かすことができるのも甘酒の大きな魅力です。
「飲む点滴」米麹甘酒の高い健康効果・効能
甘酒に種類があることがわかりましたが、ここからは最近特に健康効果が注目されている「飲む点滴」の米麹甘酒の効能について詳しく解説していきたいと思います。
甘酒が身体に良いということはなんとなく知っていても、具体的に一体どんな効能があるのか意外と知らない部分も多いのではないでしょうか。
どんな健康効果・効能があるのかをよく知ることで、毎日持続して取り入れやすくなると思います。
米麹の甘酒の健康効果・効能を簡単にまとめると
✔疲労回復
✔便秘改善
✔美肌効果
✔免疫力向上
などが挙げられます。
これだけでも米麹の甘酒が優れた食品だということがよくわかりますね。気になる健康効果・効能について詳しくみていきましょう。
疲労回復
米麹の甘酒の主な栄養素であるブドウ糖とビタミンB群、必須アミノ酸などは疲労回復効果の高い栄養素です。
また、甘酒に含まれている麹菌には栄養の消化吸収を助ける働きがあります。
このことから、疲れた時に甘酒を飲むと効率よく栄養を吸収しエネルギーに変換することができるので、体力回復が促されると考えられています。
江戸時代には夏の体力回復や夏バテ防止に甘酒が飲まれていたというのも納得ですね。
便秘改善
甘酒にはお通じのために摂りたい食物繊維やオリゴ糖も豊富に含まれています。
これらの成分が腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあるため、便秘予防・解消へと導いてくれます。
美肌効果
甘酒に多く含まれるビタミンB群には血行と代謝を促進させる効果があり、血行が良くなると体内の老廃物も排出しやすくなります。
疲労とストレスの解消効果があると言われているGABAという成分も含んでいるため、ストレスによる肌荒れも抑えられます。
麹菌に含まれるビオチンは皮膚の状態を整える効果があり、目のクマ・肌荒れ・肌のくすみなどにも効果抜群です。
麹菌の酵素には抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素の発生を抑制してくれる働きがあるため、アンチエイジング効果も期待できます。
免疫力の向上
麹菌は善玉菌のエサとなります。善玉菌が活性化することで免疫活動が活発になり、体温が上がり免疫力を高める効果があります。
米麹の甘酒にはこのように沢山の健康効果・効能があります。
たった一つの食品でこれだけ高い効能が期待できることはとても嬉しいことですね。
それが健康志向の方に米麹の甘酒が選ばれる人気の理由なのではないでしょうか。
しかし、甘酒をたくさん飲めばそれだけ健康にもいい、ということではありません。甘酒は健康的な食品ですが、少量で栄養価が高く糖質の多い食品です。特に基準はありませんが1日に飲む量は200ml程度が良いとされています。
毎日続けて飲むことで身体に必要な栄養素を補い、少しずつ効果を実感し、その効果を持続することもできます。
まとめ
甘酒の効能は驚くほど多く、忙しい現代人が日々の食事バランスを整えるのにぴったりの食品です。
甘酒には大きく分けて「米麹の甘酒」「酒粕の甘酒」の2種類があり、味の好みや用途に合わせて使い分け、効果的に体調管理に生かすこともできます。
毎日続けて飲むことで身体に必要な栄養素を補い、少しずつ疲労回復・便秘改善・美肌効果・免疫力向上などの健康効果・効能を実感でき、その効果を持続することができます。
しかし、栄養バランスが良く効能が多いといっても、甘酒をたくさん飲めばそれだけ健康にもいい、ということではありません。
無理をせず、適量を心がけて、甘酒で毎日の健康を少しずつ手に入れていきましょう。
編集スタッフ:矢田由香