縁屋の一日一善 黒甘酒の人気の秘密は?
2021.11.21
- 【一日一善黒甘酒】
- コラム
- 食のこと
日本の伝統的な飲み物、甘酒。
初詣では甘酒屋が並んでいたり、お祭り行事では振舞われることも多く、日本人には馴染みのある飲み物でしょう。
特に、近年健康効果がメディアに取り上げられて注目されてからは、日常的に甘酒を取り入れる方が増えているようです。
それに伴い、各メーカーからも様々な種類が発売されました。 縁屋の「一日一善 黒甘酒」もそのひとつですが、黒甘酒にはほかの甘酒にはない特徴があります。
今回は甘酒についての基礎的な知識と、普通の甘酒と黒甘酒の違いについて触れていきたいと思います。
甘酒の人気はなぜ始まった?
近年ではスーパーやコンビニでも当たり前に手に入る甘酒。実は少し前までは正月など冬場限定の飲みものとされ、手に入りにくく、酒粕を溶いて甘味を足したため、アルコールを含むものも多かったのが現実でした。
ブームの始まりは、2011年頃。有名人が、メディアやSNSで発信し、美容や健康の情報に敏感な女性たちの間で一気に拡散されて健康食としての地位を築きました。流行を受けて酒蔵はもちろん、味噌や醤油などの醸造業者が参入したことでラインナップも充実していきました。
身近な場所で売られるようになったことや、メディアの情報発信力、さらには発酵食品ブームが始まった時期というタイミングもあったため一躍人気となったのです。
甘酒のおいしさ、甘さの秘密
実際に口にしたことがある人も多いと思いますが、甘酒はその名前とは打って変わってアルコールを含まないものがほとんどで、お酒が弱い方や女性でも非常に飲みやすい飲料です。 また個人差はありますが、その甘さも愛される理由の一つとなっています。
ところで、そんな甘さが売りの甘酒には砂糖が使われていないものが多いということをご存じでしょうか。
〇麴菌の働きによる砂糖不使用の甘さ
そもそも甘酒には米麹を原料とするタイプと酒粕を原料とするタイプの2種類があり、近年人気に火がついているのが米麹甘酒です。 米麹甘酒を作るにはまず、蒸した米に麹菌を繁殖、発酵させて米麹を作ります。 その後この米麹に湯を加え、発酵させることで完成します。 米麹から作られる甘酒の甘みは砂糖の甘みではなく、麹菌が米に含まれるでんぷんを分解したことによってできるブドウ糖の甘さによるものなのです。 ご飯をよく噛んで食べると甘みを感じますよね? これと同じことが麹菌によって作り出されているのです。
〇旨味成分の1種、アミノ酸
体にいい成分としてあげられることが多いアミノ酸。 実際に米麹甘酒には食事からとる必要のある必須アミノ酸がすべて含まれているのですが、このアミノ酸こそがおいしさの理由の一つ。 実はアミノ酸は食べ物の「旨味」を担う成分である「グルタミン酸」を含んでおり、うま味調味料や出汁には欠かせない成分なのです。
甘酒は本当に体にいいの?
ではここからは甘酒が体に与えてくれる影響について解説していきます。
〇便秘の解消
甘酒には、食物繊維とオリゴ糖が含まれています。 食物繊維には水溶性と不溶性の2種類あり、甘酒には不溶性の食物繊維が多いです。 不溶性の食物繊維を取り入れることで、腸が刺激され、便秘解消の効果が期待できるでしょう。 またこれらの成分には、善玉菌を増やす効果があります。善玉菌が増えると腸内環境が改善され、便秘を解消する可能性があるでしょう。腸内環境が整うと、免疫力が上がったり太りにくくなったり、良いことがたくさんあるのです。
〇美肌効果
腸内環境環境が整うと、便秘などの症状を改善することができ、便秘が原因で起こる肌荒れも改善することができるでしょう。
〇血圧の上昇を抑える
甘酒に入っている成分のひとつであるGABA。 近年ではGABAが含まれたチョコレートなどが市販されていて、耳なじみのある成分です。GABAには緊張やストレスをやわらげ、脳の興奮をおさえてくれる働きが期待できます。 その他にも、血圧が高めの方の血圧を下げる効果もあるのです。
縁屋の「一日一善 黒甘酒」と普通の甘酒との違い
ここまで一般的な米麹甘酒の良いところをたくさん挙げてきましたが、縁屋の黒甘酒「一日一善」はさらに一味違います。
〇33種の国産雑穀
ポリフェノールたっぷりの「国産もち黒米」を中心に、33種類の雑穀を使用しました。 中でも、黒甘酒の黒色の元になっているもち黒米のポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち、健康・美容に力を発揮します。 口当たりは33種類もの雑穀が入っているとは思えないほどさらりと飲みやすく、くせがありません。
〇味の決め手の金時生姜
味・香りに生姜のアクセントを効かせ、飲むとカラダがポカポカ温まります。 生姜は冷えの悩みを抱えている女性にもおすすめの食材です。 中でも、日本独自の品種で、香りと辛みが強い金時生姜を使用しました。体の巡りを良くし、カラダを芯からポカポカに。
〇乳酸菌
甘酒に17種類3000億個もの乳酸菌を配合! 健康や美容のためには、外側からのケアも内側からのケアも大事です。
〇GABA
100gで76mgものGABAが摂れる黒甘酒。その量は、なんと発芽玄米の8.4倍!!(自社調べ)。 GABAは1日28~50mg摂取で効果があると言われています。仕事に家事に子育てに、毎日忙しくても、コップ1杯の黒甘酒で疲れ知らずに。
〇えごま油
美容・健康・ダイエットで注目のえごま。えごまには現代人に不足している必須脂肪酸の1つ「オメガ3脂肪酸」が含まれているんです。 必須脂肪酸は体内で作ることができないので、積極的に摂りたい栄養の1つ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここまで見てきたようにやはり甘酒はおいしいのに体にいい飲み物であるということがおわかりいただけたかと思います。 最近ではその甘さを活かして,、砂糖の代わりに甘酒を調味料として使用する料理も人気があるとか。 あなたも生活の一部に甘酒を取り入れて、おいしいもので健康になるライフスタイルを目指してみてください。
黒甘酒を試してみる