甘酒の原料は酒粕と米麹。健康に良いとされる甘酒の作り方をご紹介します。

2021.12.26

  • 【一日一善黒甘酒】
  • コラム

甘酒の原料は酒粕と米麹。

健康に良いとされている甘酒。一言に「甘酒」といっても2つの種類があることをご存知ですか?

甘酒は大きく分けて2種類、酒粕と米麹から作られたものがあります。実は酒粕と米麹どちらから作られたかによって甘酒を飲むことで期待できる効果も異なります。

この記事では健康に良いとされている甘酒の作り方を酒粕と米麹に分けて解説します。

甘酒の材料とは?酒粕と米麹の違い

甘酒の材料とは?酒粕と米麹の違い
甘酒は大きく分けて2種類に分けることができます。酒粕甘酒と米麹甘酒です。この2種類は元になる材料が違うため、風味や飲んだことで期待できる効果にも違いがあります。それでは酒粕甘酒と米麹甘酒の違いについて解説します。

甘酒の原料は大きく分けて二種類ある

甘酒の原料は大きく分けて二種類ある
一般的によくお正月に神社などで飲むことができる甘酒は酒粕で、子どもの頃に飲んで「甘酒は苦手」と思っている人もいます。
その一方で飲む点滴とも呼ばれている米麹甘酒はほのかな甘みが特徴で子どもでも飲みやすい甘酒です。

どちらも日本酒を製造するときに関わってくるものですが、米麹はアルコールが発生する前・酒粕はアルコールが発生した後のものです。

そのため米麹甘酒はアルコールが含まれていませんが、酒粕にはアルコールが含まれているので、酒粕甘酒を飲む際にはアルコール濃度を確認する必要があります。

酒粕甘酒の作り方とは?

酒粕甘酒は自宅でも簡単に作ることができます。酒粕はスーパーや酒蔵などで購入することができます。スーパーでは豆腐売り場などに売っていることが多いです。酒粕甘酒は酒粕のアルコール分が飛んでいない場合、アルコールが含まれているのでアルコールが苦手な方や車の運転をする人、妊娠中の方は気をつけてください。

材料(1人分)
・水200ml
・酒粕30g
・砂糖大さじ1杯

作り方
1.酒粕を一口大にちぎる
2.沸騰した鍋に酒粕を入れて混ぜる
3.砂糖を入れて混ぜる
4.完成

米麹甘酒の作り方とは?

麹菌
米麹甘酒は自宅でも炊飯器で作ることができます。乾燥米麹をスーパーで購入すれば簡単に甘酒を作ることができます。

材料(完成する甘酒約1kg)
・米麹300g
・白米1合

作り方
1.白米1合で炊飯器を使っておかゆを作ります
2.おかゆを60℃くらいに冷まします
3.おかゆに米麹を混ぜます
4.温度を50〜60℃に保ちながら時々混ぜます
5.5〜10時間で完成

甘酒を飲むときは酒粕と米麹どちらが良い?

甘酒を飲むときは酒粕と米麹どちらが良い?
酒粕甘酒と米麹甘酒にはそれぞれ飲むことで期待できる効果が異なります。酒粕甘酒は配合されているα-EGが、肌細胞のコラーゲン産生を促進してくれるので美肌効果が期待できます。米麹甘酒は飲む点滴と言われているように疲労回復効果が高いと言われています。もう少し詳しく酒粕甘酒と米麹甘酒の魅力について解説します。

酒粕から作られる甘酒の魅力

酒粕は米麹に酵母と乳酸菌を加えて発酵させることで作られます。絞りとったものが酒粕となり、液体部分は日本酒となります。搾り取られた酒粕には栄養成分が濃縮されているともいえます。

そんな酒粕から作られる甘酒の魅力は美肌効果です。
・配合されているα-EGが肌細胞のコラーゲン産生を促進
・食物繊維が豊富で肌荒れの原因の一つである便秘の改善をサポート
など、酒粕甘酒を飲むことで美肌を手に入れるサポートをしてくれます。

米麹から作られる甘酒の魅力

米麹は蒸したお米に麹菌を繁殖させることで作ることができます。米麹甘酒の甘みは米麹が白米を分解することで作られたブドウ糖によるものです。そのため、米麹甘酒は自然な甘みを楽しむことができます。

そんな米麹甘酒の魅力は疲労回復効果です。
・脳の主な栄養素であるブドウ糖が疲労回復をサポート
・アルコールが含まれていないのでお子さんも家族みんなで安心して飲める

黒甘酒は米麹と雑穀米から作っている

黒甘酒は米麹と雑穀米から作っている
黒甘酒はアルコールが含まれておらず、お子さんや妊娠中の方など、アルコールを控えたい人も安心して飲める米麹から作られています。

さらに栄養素がたっぷり含まれている国内産の雑穀米を使用して作っているので白米で作った米麹甘酒よりも栄養効果がアップ。家族みんなの健康をサポートしてくれる甘酒です。

まとめ

甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類があります。2つの甘酒は風味や飲むことで期待できる効果も異なります。米麹甘酒ならアルコールを含んでいないので、お子さんから家族みんなで安心して飲むことができるでしょう。ぜひあなたにあった甘酒を選んで生活に取り入れてください。

 

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