美味しくて身体にいい甘酒。より効果的な飲み方とは。
2022.01.23
- 【一日一善黒甘酒】
- コラム
おいしくて健康にいい甘酒は、いつどれだけ飲むのが効果的なのでしょうか。
飲む時間帯によって、得られる効能も少し異なってきます。
今回はどのタイミングでどの程度飲むのがよいのか、ご紹介していきます。
飲む時間によって変わる効果
・朝
朝に甘酒を飲む場合は、甘酒に含まれるブドウ糖が、脳に栄養分として取り込まれ、脳をしっかり目覚めさせます。朝一番の会議や試験のときなどには、頭がさえて効果的でしょう。
糖分の吸収によって、血糖値が上がり、代謝も向上するため、ダイエットにも効果的といえます。
余裕があれば、甘酒に「ヨーグルト」(たんぱく質)と「フルーツ」(ビタミン)を足してみましょう。栄養価がアップして、朝食としてバランスが良くなりますね。
季節のフルーツや野菜でスムージーにアレンジするとさらに効果的です。
・昼
昼食をとって午後の作業をしたあと、適度な疲労を感じる頃。頭も体も疲れてくるとつい甘いものが欲しくなりますよね。
こんなときには3時のおやつ代わりに甘酒がお勧め!
甘酒を飲めば、少ない量でも満腹感が得られ、素早い吸収で疲れの軽減を感じられます。
甘いものが食べたい欲求を満たしてくれますし、頭脳の働きも戻って集中力アップも期待できます。
仕事だけでなく、受験勉強などにも効果的ですね。
「最後にもうひと頑張り!」そんな時こそぴったりです。
・夜寝る前
夜の甘酒は一日の疲れた体を癒します。
また甘酒に含まれているGABAなどの物質は、ストレスを緩和することが知られています。甘酒の摂取によって、体もあたたまり、精神的にも落ち着いて、安眠の効果も向上するでしょう。
また、夜にホットミルクを飲むと落ち着いて眠れる人がいるように、夜にあたたかい甘酒を飲むと、リラックスして眠りやすくなるという人もいます。
ただし、甘酒はカロリーが低い飲み物ではありませんので、寝る前に飲んでしまうと、カロリーオーバーの原因になってしまいます。ダイエット中の方は注意しましょう。
飲むときの適量は?
甘酒を飲むタイミングは自由ですが、量に気をつける必要があります。
米麹甘酒の場合は糖質が多く含まれているので、飲み過ぎはカロリー過多となり太る原因となってしまうのです。
多くても1日200ccまでがベストな量。一度に飲んでもいいですし、朝と夜などに分散し1回あたり50mlから120ml程度にして飲んでみるのもいいでしょう。
甘酒は飲む温度に注意!
また、甘酒の効果を最大限引き出して飲むためには、温度にも少し注意が必要です。
甘酒に含まれる酵素やビタミンB群は熱に弱く、温めすぎると効果が無くなってしまいます。
60度が酵素やビタミンが耐えられる温度だと言われていますので、レンジやお鍋であたためすぎないようにしてくださいね。
まとめ:自分に合った飲み方で目的に合った効果を
いかがでしたでしょうか。
甘酒が健康やダイエットにいいといっても、飲み過ぎはおすすめしません。栄養価が高いと言ってもその多くはブドウ糖です。すばやくエネルギーになりますが、とりすぎは血糖値を急激にあげて体脂肪を貯めることになります。
水のようにごくごく飲むドリンクという使い方ではなく、栄養補助食品という考え方で摂取するのが適切です。
バランスのいい食事の補助的に、適度な飲み方であなたも甘酒の良さを実感してみてください。
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