もち黒米と黒米の違いとは?栄養・効能についてもご紹介。
2022.02.02
- 【国内産三十三雑穀米】
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弥生時代に中国から伝わってきたと言われるもち黒米。
白米と比べると栄養価が高いため、健康効果が期待でき魅力的です。
そこでこの記事では、もち黒米の栄養を詳しくご紹介します。
いつもの白米に混ぜて炊くだけなので、日々の食事の中で気軽に摂取できます。
もち黒米の炊き方もご紹介するので、少しずつ取り入れてみてくださいね。
もち黒米とは?
もち黒米は、名前の通り「黒色」のお米です。
黒色の理由は、もち黒米のぬか部分にアントシアニンというポリフェノールの一種を含んでいるからです。
白米にもち黒米を混ぜて炊くと、鮮やかな紫色になることから「紫米」「黒紫米」とも呼ばれています。
もち黒米のルーツは中国にあり、もち黒米の栄養価の高さから「薬米」と呼ばれていたほどです。
もち黒米の4つの栄養・効能がすごい!
もち黒米は、栄養価の高さが魅力です。
ここでは、もち黒米の主な期待できる効果を4つに分けてご紹介します。
1.老化防止
もち黒米には、ブルーベリーなどにも含まれる「アントシアニン」というポリフェノールの一種が含まれています。
アントシアニンには抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれる効果が期待できるのです。
活性酸素は紫外線やストレスなどから発生し、血管の老化を進行させる原因になります。
つまり、もち黒米に豊富に含まれているアントシアニンは、老化防止に役立つでしょう。
2.健康維持
もち黒米には、ビタミンB1が豊富に含まれています。
インスタント食品が身近になったことで、ビタミンB1不足に陥る現代人の増加が問題となっています。
ビタミンB1不足に陥ると、脚気という病気にかかる可能性が高まり、全身の倦怠感や食欲不振が起きてしまいます。
ビタミンB1が豊富に含まれるもち黒米を摂取することで、脚気予防にもなるでしょう。
3.肌を健康に保つ
もち黒米には、「y-オリザノール」という成分が含まれています。
もち黒米に含まれるy-オリザノールの量は、白米の約6倍とも言われているほどです。
y-オリザノールは、シミをつくり出す成分の活性化を防止するはたらきがあります。
さらに、y-オリザノールはシミ予防だけでなく、肌のターンオーバーを促したり、しわや黒ずみの対策をしてくれたりします。
もち黒米を摂取することで、肌の健康維持に役立つこと間違いなしです。
4.必須アミノ酸を摂取できる
必須アミノ酸は人間の体内で作り出すことができないため、食事を通して摂取しなくてはいけません。
食事を通してしか摂取できないため不足しがちですが、もち黒米を食べることで必要な必須アミノ酸を摂取できます。
必須アミノ酸を摂取することで、疲労回復や安眠効果、そして免疫力アップに役立つでしょう。
もち黒米の美味しい炊き方
もち黒米の美味しい炊き方をご紹介します。
もち黒米は白米と混ぜて炊くのがおすすめです。
まず、白米2合に対し、もち黒米を大さじ1杯入れます。
もち黒米を混ぜる前に、白米だけを研いでください。
もち黒米も一緒に研いでしまうと、もち黒米の大切な栄養素が逃げてしまうからです。
そして、研いだ白米にもち黒米を混ぜ、30分から1時間程度水につけておきます。
浸水時間を長くすると、もち黒米が水を含んでやわらかくなり、食べやすくなります。
じゅうぶん浸水させたら、白米を炊くときと同じように炊いてください。
栄養豊富なもち黒米を、白米にプラスして食べよう!
もち黒米は白米に比べて糖質量が低いので、白米の糖質の高さが気になる方にもぜひ取り入れて欲しい雑穀の1つです。
もち黒米を摂取することで、体内はもちろんのこと、肌の健康維持にも役立ちます。
白米と一緒に炊くと鮮やかな紫色になるので、食卓の彩が増すこと間違いなし。
日々の食事で、少しずつ取り入れてみてください。
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