丸麦ってなに?美味しい炊き方や、保存方法を伝授!

2022.02.12

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丸麦

丸麦には食物繊維が豊富に含まれていることや、摂取することで生活習慣病の予防につながることが魅力のひとつです。

この記事では、丸麦の健康効果を詳しく解説するとともに、丸麦の炊き方、保存方法もご紹介します。

スーパーに行くと、丸麦以外にも「押麦」や「米粒麦」など、さまざまな種類の麦を見かけますが、同じ麦でもどのように違うのかもご紹介します。

丸麦とは?

丸麦は、大麦の外皮をむいて、表面を丸く削って加工した麦のことです。

大麦を加工した麦には「押麦」や「米粒麦」などさまざまな種類がありますが、その中でも丸麦は最も加工過程の少ない麦だと言われています。

そのため、他の麦と比較すると、大麦本来の風味をより味わえることが魅力的です。
加工過程を少なくすることによって、他の麦よりも栄養価が多く残っている特徴もあります。

丸麦と他の麦との違い

丸麦と他の麦との違い
大麦から加工されて作られる麦には、丸麦の他にも「押麦」「米粒麦」「白麦」が挙げられます。
ここでは、丸麦と他の麦との違いをご紹介します。

先に述べたように、【丸麦】は大麦の外皮をむいて、表面を丸く削った大麦のことです。
他の麦と比べると、加工が最も少ない麦だと言われています。

【押麦】は、丸麦をローラーで押しつぶした麦のことです。
白米に混ぜて炊く際、大麦のままでは吸水率が低いため、押しつぶすことで吸収率を高くしました。

【米粒麦】は名前の通り、白米と似たような形に加工された麦のことです。

【白麦】は、丸麦を半分に切断し、それをさらにローラーで薄く加工した麦です。

そのため、できるだけ大麦本来の風味や感触を楽しみたい方は「丸麦」か「押麦」。
そして、白米と一緒に食べやすい麦がいい方は「米粒麦」か「白麦」を選ぶといいでしょう。

丸麦の3つの栄養・健康効果

ここでは、丸麦のもつ栄養効果をご紹介します。
丸麦は、豊富な食物繊維を含んでいるため整腸作用が期待できます。

さらに、ダイエット効果も期待できることや、生活習慣病の予防になる特徴もあるのです。

1.豊富な食物繊維を含んでいる

豊富な食物繊維を含んでいる
丸麦は、白米の約20倍もの食物繊維を含んでいます。

食物繊維は、私たちの腸内環境を整えてくれる効果が期待でき、具体的には便秘の解消や、血糖値上昇の抑制などに役立ちます。

食物繊維には、「不溶性」と「水溶性」の2種類ありますが、丸麦にはどちらの食物繊維も同じくらい含んでおり、バランスがいいです。

2.ダイエット効果が期待できる

ダイエット効果が期待できる
丸麦は、ダイエット中の方の食事にも適しています。
なぜなら、丸麦のカロリーは白米の70%程度だと言われているからです。

白米の代わりに丸麦を主食として摂取することで、摂取カロリーの低下につながるでしょう。

3.悪玉コレステロールを下げる

悪玉コレステロールを下げる
丸麦に含まれている「β-グルカン」は、悪玉コレステロールを低下させる効果が期待できます。

悪玉コレステロールは、バターや生クリームに含まれる「飽和脂肪酸」が原因で増加します。
悪玉コレステロールが必要以上に増加してしまうと、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性が出てきます。

丸麦を積極的に摂取することで、悪玉コレステロールを下げる効果が期待できます。

丸麦の美味しい炊き方

丸麦の美味しい炊き方
丸麦は、白米に混ぜて摂取するのが一般的です。
白米と一緒に炊く場合、丸麦は洗わないようにしてください。

丸麦の分量は、白米2合に対して100gが最適です。
丸麦に対するお水の量は、丸麦が100gであれば200mlさらに加えましょう。

その後は、白米を炊くときと同じように設定します。

丸麦を炊飯した後の保存方法

丸麦は、白米と同じように保存すれば問題ありません。
冷蔵保存であれば2日から3日、冷凍保存であれば2週間から3週間もちます。

まとめ:大麦本来の風味を感じたいなら丸麦を取り入れよう!

まとめ:大麦本来の風味を感じたいなら丸麦を取り入れよう!
丸麦は、他の麦に比べて加工過程が少ないため、大麦の栄養価を大幅に損なうことなく摂取可能です。
そのため、より栄養価の高い麦を摂取したい方には、丸麦がおすすめだと言えます。

丸麦は、栄養価が高いにも関わらず、摂取カロリーを低く抑えられる特徴があります。
ダイエット中の方や、白米のカロリーが気になる方にも、おすすめできる麦の1つです。

日々の食事の中に、少しずつ丸麦を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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