縁屋通信
【この記事の監修】
「自宅と職場の往復だけでヘトヘト」「昔はもっと頑張れたのに頑張れない」
そんな疲労が抜けない状態になっていませんか?
疲れていると自分のベストパフォーマンスが発揮できなかったり、仕事をしていても「早く終わらないかな」といったことばかり考えてしまったりします。
疲労が溜まると身体も心も辛いですし、疲労は悪者だと感じている人もいるかもしれません。
しかし、決して疲れてしまうことは悪いことではありません。
もし「今日は疲れたな」と感じたら「今日もよく頑張りました!」と自分を褒めてあげてください。
でも、せっかくなら疲れを溜めずに元気いっぱいな毎日をすごしたいものです。
そのためには日頃から疲れにくい身体をつくることが大切です。
そこで、日々の食事で疲労を回復させちゃいましょう。
今回はなかなか抜けない疲労を回復する食事について解説します。
■疲労は肉体的な疲労だけではない!心身の疲労
私たちは身体が重かったり、なんだか体調が優れなかったりすると「疲労が蓄積されているな」と感じます。
しかし「疲労」と一言でいっても、実は疲労は大きく分けて2つに分けることができます。
それは肉体的疲労と精神的疲労です。
疲労は肉体的な負担がかかることが原因であるとイメージする人もいるかもしれませんが、肉体的な負担だけが原因ではありません。
例えば、残業が続いて疲れているときには営業で外回りをしたことによる肉体的疲労と長時間のデスクワークによる精神的疲労が同時にかかっていることが考えられます。
私たちは心身に負担がかかることによって疲労を感じています。
疲労は身体からの「SOSのサイン」でもあるのです。
そのため、栄養のある食事をとるだけではなく、適度な運動や快適な睡眠、そしてストレス発散を行うことによって疲労の溜まりにくい身体を作ることができます。
■栄養バランスを整えて疲労を回復しよう
疲労には肉体的なものと精神的なものがあることがわかりましたが、疲労全てに関わってくることが「健康な身体」というベースです。
私たちの身体は日々の食事から作られています。
「食べ物を選択することは、生きることを選択すること」でもあるのです。
疲労を回復させるために食事はなくてはならないものです。
あなたは「疲労を回復させる食事」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?
にんにくがたっぷり入ったスタミナ飯など「疲労を回復するぞ」と意気込んで食べるものを思い浮かべた人もいるのではないでしょうか。
実は疲労を回復させる食事の基礎は毎日取り入れることができる簡単なものです。
それは「バランスの良い食事」をとることです。
いわゆる五大栄養素をバランスよく取り入れることによって身体の中から疲労を回復するサポートをしてくれます。
ちなみに五大栄養素とは炭水化物・ビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質のことです。
しかし「五大栄養素をバランスよく取り入れる」と聞くと難しいことだと感じる人もいるかもしれません。
安心してください。
食事をするときに少し意識をするだけで大丈夫です。
難しそうだと感じた人は「定食」をイメージしてみてください。
特に和食定食をイメージすることがおすすめです。
白米・焼き魚・味噌汁・お浸しなど、定食を食べるだけで五大栄養素を取り入れることができます。
忙しい毎日をすごしているとカップ麺や丼ものを食べることもあるでしょう。
そんなときにはサラダやスープなどを付け足すことでバランスの良い食事を取ることができます。
ちょっとした工夫で食事のバランスは改善できるので、ぜひ今日から意識してみてください。
■疲労を回復したいときに摂りたい成分
「疲れているときには玄米を食べると良い」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これは玄米にはビタミンB1が豊富に含まれているためです。
ビタミン群はエネルギーの代謝に重要な働きをします。
そのため、玄米が疲労回復に良いと言われているのです。
疲労を回復したいときに摂りたい成分は他にもあります。
・ビタミン群
・カルシム
・鉄分
などが挙げられます。
少し詳しく見ていきましょう。
【ビタミン群】
ビタミンB1は糖質の代謝をサポートする役割があります。
そのため、乳酸が体内に蓄積することを防いでくれます。
だるさや疲れの原因の1つが乳酸が体内に蓄積してしまうことです。
ビタミン群を食べることで疲労を蓄積することを防いでくれます。
ビタミンB1を多く含む食材は真鯛・玄米・麦芽米・枝豆・きのこなどです。
ビタミンB2はタンパク質・脂質・糖質の代謝をサポートする役割があります。
口内炎ができたときに「疲れてるんじゃない?」と心配されたことがある人もいるのではないでしょうか。
ビタミンB2が不足すると口内炎ができてしまうことがあります。
疲労を蓄積させないためにもビタミンB2は必要です。
ビタミンB2を多く含む食材はさば・ししゃも・枝豆・小松菜などです。
【カルシウム】
カルシウムは骨を作っている成分というイメージが強い人もいるのではないでしょうか。
カルシウムは筋肉をスムーズに動かす役割があります。
骨や歯などを作っている成分であるだけではなく、細胞の機能を正常に保つためにも必要な成分です。
カルシウムが多く含まれている食材はひじき・大豆・小魚などです。
【鉄分】
鉄分は貧血の予防に良いというイメージがある人も多いのではないでしょうか。
鉄分には体内の酵素を各細胞に運ぶ役割があります。
そのため、鉄分が不足すると運動能力の低下や疲れやすさが出てしまうのです。
鉄分が多く含まれる食材はあさり・大豆・ひじきなどです。
忙しい毎日の中でも、外食時に選ぶメインをさばにしてみたり、味噌汁の具材にあさりを選んだりするなど、ちょっとした工夫でいつもの生活の中に取り入れることができます。
楽しみながら疲労を回復させる食事を取り入れていきましょう。
■疲労回復におすすめの食材
疲労回復におすすめの栄養素を紹介しました。
さらに具体的に疲れにくい身体をつくるためにおすすめの食材を紹介します。
特に疲れを感じているときや疲労を回復したいときにおすすめです。
【カツオ】
カツオには鉄分が多く含まれています。
鉄分を摂取することで体内の酵素を各細胞にしっかりと運び、疲れやすさを改善する効果が期待できます。
さらに、カツオにはイミダゾールペプチドとタウリンも多く含まれているため、抗酸化作用や疲労回復に効果があるといわれています。
【甘酒】
甘酒にはブドウ糖とビタミンB群が豊富に含まれています。
さらに、甘酒には麹菌が含まれており、麹菌には栄養の消化をサポートしてくれる役割があります。
つまり、栄養を効率よく吸収し、エネルギーに変えることができるのです。
そのため、疲労回復効果の高い飲み物で「飲む点滴」とも言われています。
【雑穀米】
雑穀米には様々な種類の穀物が配合されています。
例えば、赤米は各種ビタミン・たんぱく質が豊富に含まれています。
あわは鉄分・カルシウム・マグネシウムが豊富です。
いつもの白米に雑穀米をサッと混ぜるだけで栄養をたっぷり摂ることができます。
雑穀米は配合が商品によって異なるため、購入するときには配合されている穀物をチェックすることをおすすめします。
≪まとめ≫
蓄積してしまうと辛い疲労ですが、日々の食事で疲労を回復をすることができます。
さらに、バランスの良い食事を食べることや疲労回復におすすめの食材を食べることによって疲労しにくい身体をつくることができます。
とはいえ、疲労を回復させるためには運動や快適な睡眠、ストレス発散なども必要なことです。
楽しみながら日々の食事を疲労回復の味方にしちゃいましょう。
編集スタッフ:矢田由香
スーパーや八百屋さんでいちごを見かけるようになってきました。
私の中ではクリスマスが近くなってきたことを感じるアイテムのひとつ。
いちごと言っても今や種類は豊富で、その特徴も様々。
そんないちごの中でも、福岡が誇る「あまおう」
大粒の赤い実が特徴的で、酸味と甘みのバランスが抜群の人気のいちご。
「あ」かい
「ま」るい
「お」おきい
「う」まい
この頭文字をとって「あまおう」と名付けられたそうです。
そんなあまおうを、私たちの会社でも栽培をしているのですが、私たちがつくるのは【有機JAS】の認定取得をしている、特別なあまおうなのです。
なぜ有機JAS?
手間暇のかかるいちご栽培。
そんないちごを有機で育てている理由は、
『皮を剥かずにそのまま食べる果物だから』
いちごは、小さな子供さんから食べられますし、年齢や性別を問わず人気の果物のひとつ。
皮を剥かずにそのまま洗って食べることが多い果物だから、私たちは農薬を使わないことを選び、福岡の特産である「あまおう」を栽培しています。
働くスタッフは2万匹⁉
初雪を観測したその日、外はとっても寒い・・・
九州、福岡はあたたかくて雪は降らないと思われる方も多いようですが、雪は降るし冬は寒いのです。
そんな日もハウスの中はぽかぽか。
私たちがハウスを訪れた時、室温が20度を少し超えていました。
寒さ対策をして、たくさん着込んできた私。
すぐにマフラーを取ってしまいました。
ハウス内をウロウロとしていると、ミツバチが元気に飛び回っている様子が目に留まります。
花から花へ小さなミツバチたちが飛ぶ様子に「このミツバチたちは、どこから来たんだろう?」と不思議に思った私。
このハウスの責任者でありいちごのプロに確認をすると、美味しいいちごが実るためにミツバチたちは働きに来ていると。ミツバチのプロが美味しいいちごのために、ミツバチを連れてきてくれるのだそうです。
めしべの多いいちごに受粉をさせるためには、人間の力では到底及ばないようでミツバチの存在は無くてはならないようです。
いちごに限らず、多くの作物の受粉をミツバチに頼っているそうで、ミツバチと言えば蜂蜜の連想しか持っていませんでしたが、どうやら養蜂家さんの多くは蜂蜜よりもミツバチの貸し出しで生計を立てていらっしゃるとか。
このミツバチたちは、日本のミツバチでハウスから逃げ出したとしても外来種では無いため問題は無いそうです。
ハウスの中にしばらくいると、段々とミツバチの数が多くなっているような気がしたのですが、それは間違いではなかったようで、室温が20度を下回ると巣箱の中にいて、20度を超えてくると活発に動き出すのだそうです。
美味しいあまおうを育てるために、ハウスの中で働いていたのは人だけではなく、約2万匹のミツバチスタッフもいました。
蜂って今までは刺されるのではないかと、ただただこわい存在でしたが、急に愛おしく感じるようになりました。(ニホンミツバチはおとなしい性格とのことで、納得をしました)
物の裏側には
私たちのあまおうに限らず、どんな野菜や果物にも、その生い立ちがあります。
どんな場所で、どのような人によって育てられたのか。
同じ名前を持つもの同士であっても、全てが同じなのではなく、また形や大きさなどの目に見える部分だけではなく、栄養素や味などには人間と同じように個性があります。
私たちのからだは食べたもので作られます。
日々口にする食べ物が私たちの血や肉になっていくのですが、飽食の時代と言われる今、私たちが口にできるもののその種類はあまりにも豊富です。
まずは知ること、そして選ぶこと。
情報が溢れる今、選ぶ力を問われているような気がします。
編集スタッフ:矢田由香
いつも雑穀本家 縁屋をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
年末年始休業日のご案内をさせていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
【お電話・メールの対応について】
2020年12月26日(土)~2021年1月3日(日)までお休みをいただきます。
休業期間中にいただきましたお問合せなどは、2021年1月4日(月)以降に順次対応をさせていただきます。
ご返信までにお時間がかかる場合がございますが、何卒ご了承いただければと存じます。
【発送について】
冬季休業前・冬季休業中にお届けできます最終受付日時は、2020年12月25日(金)お昼12時までとさせていただきます。
2020年12月25日(金)午後以降のご注文につきましては、2021年1月5日(火)以降に順次発送とさせていただきます。お急ぎの場合は、年内早めのご注文をいただけますと幸いです。
状況によっては冬季休業後もしばらくお時間をいただく場合がございます。定期便をご利用中のお客様につきましては、何かご変更がございます際には早めのご連絡をいただきますようお願い申し上げます。
雑穀本家 縁屋の『一日一善黒甘酒』が、人気女性ファッション誌VERYにてご紹介をいただきました。
別冊で人気誌のVERY NAVY
モデルの滝沢眞規子さんがミューズをされている人気誌
その中の滝沢さんことタキマキさんが次なる注目トピックスを紹介される【TREND TIPS】の中で
≪進化する甘酒♡≫としてご紹介をいただきました。
SNSでも毎日のお弁当作りの様子やご家族のことなどを飾らずにご紹介をされ、同世代の子育て中のママや食や美容・健康に向き合う女性、日々進化をしようとするアクティブ女子の憧れであり大きな支持をされているタキマキさん。
そんなタキマキさんにご紹介を受け、とても嬉しく感じています。
掲載誌:VERY(VERY NAVY)12月号
発売日:2020年11月7日
頑張る女性に嬉しい『一日一善黒甘酒』
たくさんの方とのご縁に恵まれますように。
私たち雑穀本家縁屋の人気ナンバーワン商品『一日一善黒甘酒』。
もち黒米を中心に33種類の国内産雑穀で作った真っ黒な甘酒、
実はインターネットのイメージ調査で3つの項目で第一位を獲得しています。
\ 3冠達成!! /
①管理栄養士がおすすめしたい甘酒No.1
②大切な人に贈りたい甘酒No.1
③飲みやすくて美味しい甘酒No.1
(調査委託先:日本マーケティングリサーチ機構、調査期間:2018年7月度「甘酒についてのイメージ調査」)
①管理栄養士がおすすめしたい甘酒No.1
栄養に関する指導や栄養管理を行う管理栄養士さんからの支持を得ることができた黒甘酒。
手軽に栄養が補えるようにと何度も試作を重ね、甘酒の良さはそのままに、ポリフェノールや乳酸菌、GABA(ギャバ)など、現代人に必要な栄養をギュッと詰め込んだ、栄養面も見た目も新しい甘酒に仕上げました。
②大切な人に贈りたい甘酒No.1
私たちが大切にしていることの1つに「大切な人の口に入るものを、人任せにしない」というテーマがあります。
私たちのからだは口にしたもので作られます。
だからこそ、これからも大切な人に贈りたいと思っていただける商品をお届けしていきます。
③飲みやすくて美味しい甘酒No.1
実は、私たちが甘酒作りを始めたきっかけの1つは、甘酒がちょっと苦手…というスタッフが思っていた以上にたくさんいたから。
甘酒が苦手な人にも手に取ってもらえるように、何度も試作を重ねた黒甘酒。
からだにいいものだからこそ、おいしくてまた食べたくなる「おいしい健康」を目指しています。
昔から夏の暑さや冬の寒さを乗り切るために「飲む点滴」の役割として親しまれてきた甘酒。
この甘酒の良いところはそのままに、私たち現代人のためにパワーアップした新しい甘酒を作りたくて開発をした黒甘酒。
これからもたくさんの方とのご縁に恵まれる商品になると嬉しいです。
我が家には、10歳になる愛犬がいます。
その名は「心之助」
彼との出会いは約7年前
ちょうど引越しをしたばかりのマンションはペット可物件。
ペットを飼ったことはなかったけれど、マンション内で出会う犬を見て「かわいいな」と思っているところに、仲の良かった友達がたまたまトリマーをしていたり。
そんな時にペットについて何気なく調べていると、「里親サイト」というものに出会いました。
理由があって飼えなくなってしまったり、保護をされている動物たちの新しい家族を見つけるためのサイト。
驚くほどたくさんの動物たちがそこにはいて、それまで動物とは無縁だった私はとても驚いたことを覚えています。
そこにいた一匹の犬。
ゲージに入ったその子の写真に私はなぜか釘付けになりました。
▲実際のサイトに載っていた写真です
茶色の毛をしたその子を飼うことは考えませんでしたが、とても気になって数日間そのサイトを度々訪れました。
紹介文には、飼い主が夜逃げをしてその部屋の中にゲージに入れられたその子だけが置いていかれていたそうで、確認へ入った知人の方が保護をしてくださったようでした。(上の写真はその時に撮られたものです)
ただ、その方は一時的な保護で里親になってくださる方をそのサイトで探されていたのでした。
きっと誰か里親に名乗り出てくださる方がいるだろうと思っていた私は、その方へメッセージだけを送ることにしました。
「早く素敵な新しいご家族とご縁がありますように願っています」
するとまもなくお返事があり
「新しい家族になっていただくことはできませんか」
???(なぜ私)
ダックスフンドという人気な犬種でもあり、他の方からの問い合わせが入っていることもわかっていたので予想をしなかった展開にどうしたものかとてもとても悩みました。
ペットを飼った経験がないため、
一人暮らしの私がそもそも飼えるものなのか・・・
ご飯は?
散歩は?
しつけは?
吠えるの?吠えないの?
噛んだりしないの??
とわからないことだらけ・・・
でも、こうやって考えている時点できっとこの子を迎えたいという気持ちの方が大きかったのだと思います。
色んな人のアドバイスを受け、本を買ったりインターネットで色々と調べて、私ははじめて毛むくじゃらなその子と家族になることを決めました。
あれから早7年、当時おそらく3歳であったその子はすっかり我が家の主になりました。
ペットブーム、なんて言葉もありますが動物も私たちと同じ命ある生き物です。
家族に迎えた方は、最後までしっかり責任をもっていただきたいと思うことと、これからペットを家族に迎えようと考えている方は、是非ペットショップで「買う」という選択ではなく、他にも新しい家族を探している子たちがたくさんいるということを知っていただきたいです。
里親サイトもたくさんありますし、SNSなどにも情報はあります。
是非このようなご縁があるということも知っていただき、選択肢に入れていただきたいと思います。
「子供が美味しいって食べてくれます!」
「雑穀米、嫌いだと思っていたけど美味しかった!」
「いつもは嫌がる旦那がおかわりしました♡」
「冷めても美味しいから、お弁当にピッタリで見た目も可愛い!」
そんなお声をいただけることが何よりも嬉しい!
商品をつくって良かったなと思う瞬間です。
このお声は縁屋の1周年を記念して発売をスタートした【国内産三十三雑穀米】を実際に食べた方よりいただいたお声。
元々、雑穀米の生みの親である私たち。
世に送り出した雑穀米は約30年間でどれほどあるでしょうか。
そんな縁屋が作った雑穀米なのだから美味しくて当然、なのかもしれませんがどのようにしてこの商品が誕生をしたのかをお話させていただきます。
この国内産三十三雑穀米は、縁屋の最初の商品である【一日一善黒甘酒】に使用をしている33種類の雑穀米です。
もち黒米の配合比率を多くして、真っ黒であることが大きな特徴の黒甘酒には同じ33種類の雑穀米を使用しています。
黒甘酒を購入してくださったお客様へ、是非雑穀米も食べて欲しい。
そんな気持ちから、同じ33種類の雑穀米を小さな小袋に入れてプレゼントしようと考えました。
雑穀米は、何種類の雑穀をどのような配合比率でブレンドをするのかによって栄養面はもちろん、味や色やにおいが変わってきます。
当初、黒甘酒と同じ33種類の雑穀だからそのままの配合比率で問題がないと思いこんでいた私。
すると、
「食べて美味しい配合比率は違う」と、雑穀米の生みの親である社長より一喝(泣)
その時に初めて、甘酒に使う雑穀米の配合比率と食べて美味しい雑穀米の配合比率が違うということを知ったのです。危うく商品化をしてしまうところでした・・・
しかし、私たちの商品の配合比を最終的に決定をするブレンダーは今も変わらず雑穀米の生みの親。そうはいきません。おかげで、間違いなく美味しい雑穀米をお届けすることができたのです。
美味しさの秘訣は、いくつも思い当たりますが決定的に違うもの、それは【原料の管理方法】であると思っています。
穀物にも野菜や果物、肉や魚のように鮮度があります。
これらは、腐ると色やにおいなどですぐにわかり見た目で簡単に判断をすることができます。しかし、穀物はその姿を変えないために鮮度が分かりづらく、その分管理方法も重要視をされません。
私たちの雑穀米は、専用の低温倉庫で鮮度管理をしっかりと行っています。
国内の契約農家さんが愛情いっぱいに育ててくれた穀物たちを、おいしく保管して自社工場でブレンドし商品へ。
食べていただくとその違いがきっとおわかりいただけます。
食生活が豊かになり、飽食の時代と言われる今。
欧米化された食事やインスタント食品や加工食品などの影響で不足する栄養。
そして生活習慣病やアレルギーなどの増加が問題となり、食の重要性が見直されるようになってきました。
そんな中、注目を集めているのが雑穀米です。
雑穀米はとても個性豊か。
種類も栄養もそれぞれ特徴があり、小さな粒の中には栄養がギュっと詰まっています。
精白によって栄養が削られてしまった白米に比べ、雑穀米にはビタミン、カルシウム、鉄分、食物繊維などの不足しがちな栄養が含まれています。また、良質なたんぱく質やアミノ酸、ポリフェノールが含まれているので、健康にも美容にも嬉しいことばかりです。
また魅力の一つは、雑穀の粒の色。
赤、緑、黒、黄色と彩り豊かなその色は、ポリフェノールの色なんです。
ポリフェノールには、色々な種類があり、例えば大豆に含まれるイソフラボン、もち黒米に含まれるアントシアニン、お茶やもち赤米に含まれるカテキンもポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは種類により、色々な効果がありますが、共通している効果は「抗酸化作用」。
疲れやストレス、紫外線、食品添加物など様々な要因で私たちの体の中の細胞はダメージを受けしまいますが、このダメージを抑えてくれるのがポリフェノールなんです。体内で貯めることができない成分なので、毎日の食事から摂ることを心掛けたいですね。
お気に入りの雑穀米を見つけるのも楽しいですし、好きな雑穀に出会ったら、さらにブレンドをしてもお料理に使って取り入れるのも楽しいですよ。
2020年10月22日
雑穀本家 縁屋は、たくさんのご縁に支えられ無事に1周年を迎えることができました。
私たちだけでなく全ての皆様が経験をしたことのない大変な時間をお過ごしの中、このようにひとつの節目を迎えられたことは本当にありがたいことだと感じております。
ご縁をいただきました皆様、本当にありがとうございます。
これからも縁屋は、「選んで良かった」と言っていただけますように取り組みを続けて参ります。
引き続き雑穀本家 縁屋をどうぞよろしくお願いいたします。
雑穀本家 縁屋って・・・ちょっと変わった名前に感じられるかもしれません。
名前の由来は何なのかというと、
私たちは、日本ではじめて味や栄養面の相性の良い穀物同士をブレンドして「雑穀米」としてみなさまへお届けをはじめた会社です。
雑穀米の生みの親、本家本元ということです。
実は「雑穀米」という言葉も、私たちが作った造語。
今では炊飯器の内釜にもその名を刻んでいますが、当時は「雑」という漢字が入ることもあってか否定的な言葉をもらうことも多くありました。(しかし、雑という文字にはパワーに満ち溢れた力強さがあります)
当時は白米に混ざりものがあることは異物と考えられていました。(雑穀は鳥のエサとも言われました)
雑穀米を生み出して約30年。
今では全く知名度のなかった雑穀米が、栄養面で注目を浴びたくさんの方に届きはじめました。
そんな私たちは、生産・開発・製造とものづくりを続けてきました。日本の食卓を主食から変えたいと、日本全国の契約農家さんとの取り組みや、自社農場の運営、食品の製造と今も私たちの基本となるものです。
私たち縁屋は、生産者と消費者、商品と人とのご縁を繋ぐ場所になりたいとの想いでスタートをしたブランドです。ご縁を繋ぐ場所「縁屋」。
今やモノや情報が溢れる中で、何を選ぶべきかという選ぶ力が問われます。また自分の健康は自分で守る時代になりました。
食べたものが人を作り、人が未来を作っていきます。
食に向き合い、つくることを人任せにしないでやってきた私たちだからこそ、改めてこれから先の未来のために私たちができることを考えました。
まだまだ縁屋としてのスタートは始まったばかりですが、食に向き合い、健康に向き合ってきた私たちだからこそ、想いや商品を直接お客様へお届けをすることを始めました。
雑穀米の生みの親、本家本元の私たちがおいしい健康のご縁を繋ぐ場所
「雑穀本家 縁屋」です。